●コンセント・プラグの形状
コンセントのプラグは、日本のものと違って、板状でなく、円柱形状の端子
がふたつのびている、いわゆるC型プラグ。
C型プラグ
端子の直径 | 4mm 〜 4.8mm |
端子の長さ | 19mm |
2本の端子の間隔 | 19mm |
と規格書には書かれています。
C型プラグ→A型プラグ(日本のもの)への変換プラグは
国内の旅行用品店にいけばどこでも売っています。
秋葉原のガード下の部品屋さんにもありますよ。
最近は空港でもOK。
関西空港はさすが大阪ですね、成田と違って安い!
上の写真のものが300円(2000.5現在)でした。
と思ったら、このあいだ(2000.9)成田も300円になってました(笑)。
バリに行ってから入手するのは大変困難でしょう。
●電圧
しかし、変換してそのまま日本国内規格の電気製品をつないだら、バシュッ
とかいって、ときには白い煙をはいて、その電気製品はお亡くなりになりま
す。
バリの一般的電力供給は、単相50Hzの220Vです。
日本の100Vの電圧に最適化されている回路に2倍以上の高圧がかかるわけで
すから当然ですね。壊れた電気製品は、おそらく日本にもちかえるまで修理不
可能です。
くれぐれも気をつけて下さい。
どうすればよいか、というと、もともと国際規格(100V〜240Vのどの電圧でも
使える)の電気製品を購入しておいて、それをもっていくのが一番手軽です。
すでにもっている国内規格の電気製品をもっていく場合は、電圧を変換でき
るトランス(この場合、降圧トランス)というものを使います。コンセントに
まずC型→A型変換プラグをさし、そこにトランスをつなぎ、トランスの出口
に電気製品の電源プラグをさして使います。
トランスは旅行店や電器店に売っています。トランスにも容量があるので、
自分のもっていく電気製品に流れる電流にあわせて用意して下さい。用途を
言って店員に相談するといいでしょう。容量がおおきくなると、とても重く
なりますから気をつけて下さい。
もひとつ。
バリ島の電力事情はまだまだ日本などにくらべてじゅうぶんではありません。
夜になって、村中で灯りをつけたりすると、ググッと電圧がおちてきたりしま
す。ひどいときには130Vくらいまで落ちることもあります。
220V→100Vの簡易トランスをつかっていると、今度は電圧が足りなくなっ
てしまったりするわけです。この場合、昇圧トランスも必要です。
さすがに最近のビーチではもう大丈夫なのかな。