インドネシア・マナド在の
たけじいさんが、
旅行者・短期出張者のための安全対策を3点教えてくださいましたので、
ご紹介します。
バリ島ではもうすこし甘い対応でもいいようにも思いますが、
気をつけるにこしたことはありませんね。
(1) ホテルの部屋に人が尋ねてきたら…ドアスコープなどでドア越しに確認
警察官など:
一般観光客のホテルの部屋に、 いきなり警察官が尋ねてくることはまずないと考えてよい。 その他、イミグレーション職員、軍情報部、警備員など、 たとえ制服を着ていてもすぐには信用してはならない。ホテル従業員:
とりあえず、レセプション等に確認してみるまでカギを開けない。 相手が本物でも第三者を交えて会う方が良い(言葉の問題もあり)。
知人の使いであると名乗る人物:
- 制服や名札を確認する(偽造できるが)。
- 必要以上に部屋に入れない、
- 荷物の中身を見せない、
- 旅行計画を話さない。
本人に確認してから対応する。
(2) パスポート提示を求められたら…オリジナルは見せるだけ、渡すならコピーを
警察などでも通常はパスポートは見せるだけで良いはず。
必要時渡せるようにコピーを用意しておく。くらいは必要。
- 顔写真のあるページ、
- 今回の入国スタンプのページ、
- 有効ビザのページ(ビザ保持者)
どうしても提出させられることになったら、
の入った公式受取書を発行してもらう。 パスポート提出が正式な手続きであれば受取書が発行されるべきである。
- 担当者の署名、
- 公務員番号、
- 公印
できれば担当者の身分証明書のコピーをもらう。ホテルの部屋で、ホテル従業員からパスポートの提示を求められても対応しない。 必要があればレセプションで見せる。
(3)車に乗るとき…
- 乗車前に異常が無いか確認する。
- 必ずドアロックをする。
- なるべく窓ガラスは閉める(特に市街地)。
- 車内に物を置いたまま車を離れない。
- どこに向かっているか常に注意する(ふりをする)。
- 車内で寝ない、泥酔しない。
- 一時停車で物売り・ギター弾き・物乞いなどに取り囲まれても 不用心に窓ガラスを開けない。
(特に夜間は無視する方が良い。 運転手の指示に従った方が良いケースもある。)- 車がパンクした場合はその場ですぐ停車せず安全な場所まで移動する。
安全な場所とは
警察・軍・政府関係の建物や、 修理工場や、 ある程度人通りのある広い道路であり、
停車後は辺りに注意して修理する(パンク強盗対策)。- タクシーは正規の場所で客待ちをしているものか、 電話で呼んだものを利用する。