●気候
バリ島は、ほぼ赤道直下、南緯10度に位置しています。
◆乾季
熱帯性モンスーン気候で、 1年を通して暑いのですが(平均気温26〜29度)、 どちらかというと乾燥していて、日本の夏ほど蒸し暑くはありません。 サラッと暑い、とでもいえばいいのでしょうか。
そして、乾季と雨季があります。
4月〜10月頃は乾季です。
◆雨季
ほとんど雨はふらないと思います。 2000 年は例外的に、6月になってもまだよく降っていました。
カラカラに乾きあがって、土ぼこりでものが黄色くなったりもします。 景色もなんとなくかすんでいます。
雨季にくらべて、幾分、日は短くなります。
しかし。
数日しか滞在する余裕のない旅行の場合は、 雨の心配をせずに予定をたてられるので、 乾季に行くことを選ばれるのがよいでしょうね。おそらく。
雨季にくらべると、ほんの少し涼しくなる、 というメリットもあります。
そうそう、乾季には、夜、南十字星を見ることができます。
南半球なのに、バリ島は赤道に近いので、 雨季にはみえないのです。
日本が冬で寒い頃、バリは雨季になります。
私の経験では、だいたい午後のスコールに気をつけておけば大丈夫です。
夜降って朝には晴れるということも多いようです。
もっとも、運悪く、数日間ずっと降りっぱなし、のときもあります。
バリには石を土台にした建物が多く、床もたいてい石敷きですので、足腰から 冷えてきます。体にお気をつけください。
ひどいとき(1999年1月某日)にはこんな事態も ...... ←川と化した クタ レギャン通り
雨季には、おいしいフルーツがたくさん食べられます。
数えたことはありませんが、お祭りも多いように感じます。
空もぬけるように晴れあがりますので、景色もきれいです。 ただし、雲がでていないときですが。
自分で洗濯する場合は、なかなか乾きにくいことがありますので、 上手に予定をたててくださいね。
個人的には、雨季のほうが気に入っています。
●天気
日本にいる身で、あちらの今の天気はわかりかねますので、 バリ島の天気予報が見られるページをご紹介します。
だが、しかし。
それぞれ本日の天気ならびに4日〜5日の予報がでています。
バリ島の天気は地域性が非常に高いのです。
デンパサールで晴れてたから大丈夫、と思ったら、ウブドでは大雨だったり。 ひどい場合は、隣村で天気が違います。
天気予報なんてほとんど意味をなしません。
●服装
◆Tシャツ
一年中、日中はTシャツ1枚ですごせます。
◆長袖上着
バリで、楽しい柄の、生地もしっかりしたものを買うことができます。
(もちろん、粗悪品もすくなからずありますから、ご注意)
朝晩は涼しいし、雨が降ったときには冷えこんだりもしますので、 長袖のシャツも用意しておいたほうが安心です。
◆帽子
寝冷えにも注意して下さい。寝るときに暑くても、朝方は冷えこみます。
陽射しが強いので、帽子をお忘れなく。
◆サンダル
バリでも買えますが、バリ人がかぶる習慣がうすいためか、センスが今いち。
ビーチサンダルも必需品。靴下なんてはいていられません。 靴は帰る日まで部屋に転がしておけばいいでしょう。
サンダルは日用品なので、上手に買えば、 信じられない安さで手に入れることもできますよ。
●お寺では
バリの人はたいへん篤い信仰をもっています。
バリヒンドゥーのお寺を見学観光するときには、 服装にもじゅうぶん注意して下さい。
バリの正装をするのがおそらく一番望ましいのだとは思いますが、 観光客にはとても無理な話ですから、 最低限、腰にスレンダン(帯のようなもの)を巻くようにしてください。
足はサンダルばきでかまいません。
●お願い
バリの人は観光客に寛容ですが、バリの文化を壊さないために、 あまり肌の露出した格好、乱れた格好をしないようによろしくお願いします。