AND's Bali Report

安藤さんのバリ旅行記

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1997.7.23 登録 9.24 更新

第2日め～クタ散策

　ゆっくりと起きて、9時半頃朝食へ向かう。朝食付きのツアーなのでホテルのレストランへ。ホテルの前にプールがあり、その前にテーブルが並んでいて、レストランがある。そしてその前は海。海？　気が付いていなかった。昨晩ホテルに着いたときは真っ暗でわからなかったのだ。ともかく、海が広がっているのだが、砂浜とレストランの間にはジャラン・パンタイ・クタがあって、....バイクがうるさい。
朝食のメニューは３つ。ナシ・ゴレン（焼き飯）とミー・ゴレン（焼き蕎麦）とトーストだ。トーストはともかく、朝っぱらから（しかもこれから毎日！）焼き飯とか焼き蕎麦は、人によっては辛かろうな。かく言う私はぜんぜん平気なのであった。
フレッシュジュースや生野菜はお約束どおり手をつけない。

まずは両替だ
　ガン・ポピーズⅡを抜けてジャラン・レギャンへ。道々両替のレートをチェック。悪いところは\1=20RPを切っている。良いところは\1=22.1RP。そこに入ってえこが1万円を両替をすると203,000RPになってしまった。なぜだ？なぜ、看板と違うかと聞くと、手数料だという。なにをばかげたことを言ってんだ。それは最初からレートに入っているはずだろう。しかも100RP単位の端数は勝手に切り捨ててしまう。とんでもない両替所だと腹が立ったが、実はここがこのあたりでは実質のレートが良かったと気が付くのは、もう数軒の両替所を巡り、レギャンの両替所は皆腐りきっている、ともっと腹が立ってからのことであった。
なんせ、TAXだなんていうやつがいる始末で、あまりにも看板とレートが異なり、思わず後ろに並んでいたオージーに「ここはやめた方が良い。わけのわからん手数料を取るから看板とレートが違う。」と言って、追い払ってしまった。
その後、よその両替所を渡り歩く件のオージーを見かけたが、ここもだめだと身振りで示していた。

買い物
　なんせ、サンダルは持ってきてないし、着替えもろくすっぽない。サンダルとＴシャツは買わねばなるまい。サンダルは路上販売でスポーツサンダルを買った。最初40,000RPと言ってたがえこが値切ったおかげで8,000RPで買えた。Ｔシャツはパンタイ・クタで買ったんだっけかな、最初20,000RPと言ってきたが10,000RPまで値切った。はじめて自分で価格交渉したがなかなか難しいもんである。 (後に、同じＴシャツが、25枚まとめ買いで5,500RPになった。) まず相場を知ってないとぼったくられるし、自分の買いたい金額よりもだいぶ低い金額からスタートしないとならない。

店の規模
1. デワタ
  　基本的にフィックスプライス。安くはないがぼったくりもない。
2. 入り口にドアのある店
  　フィックスプライスのところ（値札がついている）と価格交渉の必要なところと混在する。比較的程度の良い物かオリジナルの品物を扱っているところが多い。フィックスプライスの場合、高くはないが安くもない。価格交渉のできる店の方が安く買える場合がある。
3. オープンな店
  　ほとんどで価格交渉が必要。最初の一声は２～４倍位の価格を提示してくる。品物はだいたい他の店でも見つかる同じようなもの。
4. 路上販売
  　オープンな店で扱っているものとだいたい似たような品物を扱っている。ほぼすべてで価格交渉が必要で、かなりふっかけてくるので注意と気合が必要。
5. 歩行販売
  偽ブランド時計等怪しげな物品の販売が多い。

昼食～Bali Indah
中華系のお店である。卵スープ、ナシ・ゴレン(大)、ミー・ゴレン、チャプチャイ、アクアを1本を4人で頼んで合計20,350RPだった。味も良い。

マタハリ・デワタ

　昼食後も買い物をしたが、マタハリ・デワタ（デパートの意）にだけ触れよう。 1Fの食料品及び生活雑貨の売り場へ行った。ともかく店員が多く、通路に２～３人は居るという状況だ。レイアウトは日本のデパートとそう変わらないが売っているものが全然違う。（とは言っても日本の製品もたくさんあり、洗剤なんかは日本のアタックがあったりするが。）見たこともないような果物や珍しい果物ががたくさんあり、量り売りになっている。いろいろ挑戦しようと、マンゴー、マルキッサ、マンゴスチンを買ってみた。

マルキッサ（パッションフルーツ）
種とその周りのどろっとした果汁を食べる。香りも良いし種の歯ごたえが面白い。
マンゴスチン
種の周りの白い果肉を食べる。美味いけど、中華街で食べたものの方が美味かった気がする。
マンゴー
まだ熟しきってないのか青臭いというかいまいちだった。

両替その２

　レギャンでなんともひどい両替商に立腹したため、ホテルのフロントならそんなことはせんだろうと両替を試みた。レートは\1=19.5RP。悔しいが、一番最初にレギャンで入った両替商の方がレートが良い。精神衛生を取るか実を取るか。
　つづけて、ガン・ポピーズ１のマハラニのとなりぐらいの両替商へ入ってみた。なんと看板に偽り無しの\1=21.04RP。お金もごまかさないし、100RP単位まできちんと払う。すばらしい。今日のベスト両替商の称号を与えよう。

夕食～DAYU

　なんだかよくわからない暗い路地を通り(というか連れてかれて)、裏口からDAYUへ入った。
なかなか感じの良い店で、店員も好感がもてる。
ナシ・ゴレン、ベジタブルカレー、ミー・ゴレン、サテ・アヤム、チャプチャイ、エッグドロップスープ、ビール、コーラを4人で食べて33,025RP。ゴレンとチャプチャイはどれも結構油を使っているのに不思議と胸にもたれない。スープは悪くないが、Bali Indahの方がよかった。どれも野菜が美味い。

　天井にトッケーがいて、一旦は案内しかけたテーブルから別の席に案内されたのだが、その近くでも食事中にトッケーが「ケットー、ケットー」と鳴き出した。なかなかひょうきんでかわいい声なので気に入ってしまった。簡単にはお目にかかれないものかと思っていたがその辺にたくさんいるものらしい。

　そういえば、バリにきて初めて猫を見たのもここだった。日本の猫とはやっぱり違う。顔が細く、耳の先端が尖っていて、体の縞模様も細かい。

一日目の印象
　クタの街はとにかくにぎやかだ。バイクがやたらうるさいし、車もバイクもやたらクラクションを鳴らす。物売りの売り込み攻勢も激しく、とてものんびりリゾート気分のところではない。

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