高原で寒かったせいか風邪をひいたようだ。 喉が痛いし熱もある。
朝はゆっくりとして11時ごろタクシーを拾ってスミニャックへ向かう。 交渉の末、ホテル前から5,000RPで。
スミニャックあたりはオシャレな店が多く、上品な感じだ。 品物も定価販売のところが多い。 また、値札の出ていない店でもふっかけてこない。 ここでは両替商もお金をごまかしたりはしないようだ。 路上には歩行販売員もあまり多くなく静かでよい。 とにかく、クタよりはだいぶいい。
猫かネズミをかたどった金属製のモノが店頭に展示してあった。
しっぽがちょうど取っ手のようになっている。
ダイニングで使うベルかと思って近寄ってみたがよく分からない。
ところが同様の物を上下逆さまに置いてあって、それがグラスだということがわかった。
デザインがよくできていて、耳と、くるんとまるまったしっぽの先で3点倒立をし、同時にしっぽが取っ手になるのである。(言葉で説明するのは難しい。)
デザインの意外性に感心して買ってしまった。
材質は、値段からも銀でないことは間違いなかったがさてなんなのかわからない。
店の能書きのチラシを読むとTIN(錫)であった。
3時頃、パドマ通りのシーフードレストランで遅めの昼食をとる。
名前を忘れたがレストランのすぐ脇の路地を買い物をしながら抜けてレギャンへ出る。
マタハリからホテルまでタクシーで帰る。メーターは使わず交渉で3,000RPに。
一旦部屋に戻ってから夕食に出る。
ナシ・ゴレン、アヤム・ゴレン、ベジタブル・カレー等をとった。
値段が高いだけあってけっこういける。
マタハリ・デワタで土産のTシャツと米等を買う。
米不足のおり、あれほど巷にあふれていた長粒種の米、いわゆるタイ米は、よほどみな懲りたのか今では日本国内では手に入らない。
しかし、料理によっては長粒種でなければというものがいろいろある。
ぜひ持ち帰りたい。
植物検疫を受ければ、100kgまでは土産として持ち帰ることができる。
ちゃんと通るかどうかわからないが何事も挑戦だ。
マタハリ・デワタの食料品売り場には、長粒種だけでなく短粒種もある。
長粒種はジャワ島産のものとバリ島はシンガラジャ産のものがあり、当然シンガラジャ産のものを買求めた。
Lennyに行く。
アスパラと蟹のスープ、ナシ・ゴレン、牛肉とピーマンの炒め物、海老の炒め物、
チュミチュミとチンゲン菜の炒め物をとった。
海老の炒め物は、海老が殻付きだったのでいまいちだったが、それ以外はとてもうまかった。
4人で\76,000RPなり。